屋上スプリンクラーで暑さを軽減!快適な作業環境づくりへ

屋上スプリンクラーで暑さを軽減!快適な作業環境づくりへ

夏の暑さが厳しいこの季節、「おしぼり三協」では以前よりおしぼり棟の屋上にスプリンクラーを設置し、日々の暑さ対策に取り組んでいます。

■ 屋根を冷やして、工場内の温度をコントロール

金属製の屋根は、直射日光を浴びることで高温になりやすく、工場内の温度にも大きな影響を与えます。そこで私たちは、屋根表面に水をまいて冷却するスプリンクラーを導入しました。
現在では、晴れた日には屋上で一定の間隔で水が撒かれ、屋根全体の温度上昇を抑える効果を発揮しています。

■ 作業環境の改善を実感

このスプリンクラーの稼働により、屋根の温度を下げ、室温の上昇を抑えることができます。特に空調が届きにくいエリアでは、こもった熱気がやわらぎ、社員からも「作業がしやすくなった」「以前よりも涼しく感じる」といった声が上がっています。
また、熱中症のリスク軽減や集中力の維持といった点でも、生産性や安全性の向上につながっていると実感しています。

■ 環境にもやさしい冷却方法

スプリンクラーによる冷却は、電力を抑えながら屋根温度を下げる省エネ対策としても注目されています。これにより、冷房効率が向上し、電気代の節約や作業環境の改善が期待できます。また、火災予防にも繋がります。

メリット:

  • 冷房効率の向上:屋根の温度を下げることで、冷房の効きが良くなり、設定温度を下げなくても快適な環境を維持できます
  • 電気代の節約:冷房の使用頻度を減らすことができ、電気代を節約できます
  • 作業環境の改善:快適な作業環境を維持することで、従業員の集中力や生産性の向上に繋がります
  • 火災予防:スプリンクラーの設置は、火災発生時の延焼防止に役立ちます

■ SDGsの観点からも貢献

私たちのこの取り組みは、以下のSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献しています:

  • 目標11『住み続けられるまちづくりを』
     → 地域社会において、快適で安全な労働環境を確保することは、まち全体の持続可能性向上に寄与します。
  • 目標12『つくる責任 つかう責任』
     → 水資源の有効活用と省エネルギーによって、環境に配慮した製造体制を整えています。
  • 目標15『陸の豊かさも守ろう』
     → 屋根温度の抑制によるエネルギー消費の削減は、地球温暖化対策の一環として、自然環境保護にもつながります。

社員が健康に働ける環境を整えることは、おしぼりの品質向上にも直結します。「おしぼり三協」ではこれからも、持続可能で快適な工場づくりと地域・地球への配慮を両立した取り組みを進めてまいります。