おしぼりの研究論文が掲載されています!

おしぼりの研究論文が掲載されています!

一般社団法人 日本おしぼり協会のホームページ内にある「おしぼり研究」のページでは、
おしぼり業界に関するさまざまな調査・研究論文が公開されています。

その中に、当社社長・添田による研究論文も複数、掲載されています。
添田の論文では、長年おしぼり業界に携わってきた実務者としての視点から、具体的なデータと事例をもとに分析しています。

代表的な研究の一つ、
「おしぼりの温度が感性評価に与える影響について」では、おしぼりを使ったときに“最も快適”と感じる温度が約60℃であることを実験により明らかにしています。
被験者に温度の異なるおしぼりを使用してもらい、温かさ・快適さ・癒しなどの感覚を数値化することで、温度が感性的快適性に大きく影響することを示しました。

さらに、布おしぼりと紙おしぼりの快適性比較研究では、「高級感」「爽快感」「重厚感」「拭き取り性」「満足感」などの項目で布おしぼりが高く評価される結果が得られています。
このように、感性工学のアプローチを通じて、おしぼりの“使い心地”を科学的に可視化しているのです。

これらの研究は、日本の生活文化に深く根付いた「おしぼり」という存在を、科学と感性の両面から再評価するものです。
おしぼりは単なる衛生用品ではなく、「おもてなしの心」を伝えるツールであり、体と心を癒す文化的存在でもあります。

添田氏の研究は、宇都宮大学工学部・大学院との共同研究として、国際学会や日本感性工学会誌などでも発表されています。
学術的にも高く評価されており、業界にとって貴重な知見となっています。

株式会社三協としても、おしぼりという身近な製品に科学的な視点を取り入れることで、品質のさらなる向上と新たな価値の創出を目指しています。

研究の詳細は、東日本おしぼり共同組合の「おしぼり研究」ページに掲載されています。
ぜひご覧ください。
👉 おしぼり研究(東日本おしぼり共同組合)