経験を活かして

経験を活かして

かつて、私たち「おしぼり三協」は大きな試練に直面しました。
それは、突然の火災によって工場が全焼してしまったことです。
長年にわたって築いてきた設備や機械、そしてスタッフたちの努力の結晶が一瞬で失われた光景は、今でも忘れることができません。
新工場が完成し、今は問題なく稼働しています。

再び同じような悲劇を繰り返さないために、そしてより安全で効率的な環境をつくるために、新工場は、以前とちょっと違う部分があります。

再建にあたって、最も重視したのは「安全性」でした。
火災時の被害を最小限に抑えるために、工場を おしぼり棟リネン棟 の2つに分けて建設しました。
上の写真のように、2棟のあいだには細い通路を設けています。

もし片方の棟で万が一のトラブルが発生しても、もう一方に延焼しにくい構造になっています。
また、風通しを良くし、湿気や熱を逃がす役割も果たしており、日々のメンテナンスの効率化にもつながっています。

火災を経験したからこそ、今の私たちは以前よりもずっと強く、慎重で、そして前向きです。
再び立ち上がったおしぼり三協は、「万が一に備えた安心の工場」から、これからも変わらぬ品質と真心をお届けしてまいります。

この工場の火災は、三協にとってまさに「最大のピンチ」でした。
最大のピンチを乗り越えた今、三協はこれまで以上にお客様に“安心と信頼”をお届けできる会社へ。
これからも私たちは、火災の教訓を忘れることなく、
常に「より良く」「より安全に」「より誠実に」を追求し続けます。