おしぼりアドバイザー

おしぼりアドバイザー

みなさん、こんにちは!
今週にはいり急に寒くなりましたね💦 急な気温変化で体調を崩さないように気をつけてくださいね!!

さて、皆さんは「おしぼりアドバイザー」という資格があるのはご存知ですか??
多分、聞きなれない資格だと思います。「おしぼりアドバイザー」とは一体何なのか、ご説明したいと思います♪

おしぼりアドバイザーとは、全国おしぼり協同組合連合会が主宰する資格制度です。おしぼりに関する知識を有し、お客様に最適なおしぼりを提案したり、おしぼりの適切な使用方法や在庫管理についてアドバイスしたりするプロフェッショナルを育成しています。

おしぼりアドバイザーには1級と2級があります。
資格を取得するには、おしぼりの豆知識やルート配送の基礎研修を学ぶ検定に合格する必要があります。

日本において、“おしぼり”は、単に手指を拭く用途だけではなく、おもてなしを象徴するものとして、家庭内外で広く使用されています。
昨今では、紙製のおしぼりが多く普及してきていますが、これは単に手指を拭くものとしての用途となります。しかし、タオルのおしぼりは、これとは全く異質のものであり、手指を拭くだけでなく、相手に“おもてなし”を表し、また使用時には、癒しや安らぎの効能があります。

家庭外における飲食店などで提供されるタオルのおしぼりの多くは、レンタル商品ですが、それについては、一般的にあまり知られていないという現状があります。
このレンタルされたおしぼりは、使用後に回収して、洗浄し、衛生処理が施されているリ・ユース品です。
レンタル品であるにもかかわらず、雑巾のように取り扱われたり、紛失するおしぼりの数が多く、こうした事態は貸おしぼり業者が抱えている大きな課題となっています。

日本の文化を象徴するもののひとつとしてとらえられている“おしぼり”が、正しく使用されるように、お客様に衛生で、きれいなおしぼりをお届けするために、全国おしぼり協同組合連合会では、貸おしぼり業者の集配を行うルートスタッフを対象に、“おしぼりアドバイザー(商標登録第5985896号)”という資格制度を構築しました。

レンタル先である飲食店等でのおしぼりの在庫管理等については、ルートスタッフが担うことが多いため、お客様の業種業態に応じて、適正な在庫管理で衛生なおしぼりを提供できる技能が求められます。
そこで、“おしぼり”という商品を正しく理解し、正しく提供し、正しくご使用していただけるための知識と技能を修得するための研修制度と、検定制度が平成26年(2014年)に導入されています。

おしぼりアドバイザーは、2級と1級に分かれており、学科と実技の検定により、一定の基準に達し、合格した者だけが与えられる称号となっています。

令和4年(2022年)12月現在、全国で約600名近くのおしぼりアドバイザーが活躍しているそうです。

おしぼりアドバイザーは、大きく分けて生産する側として必要な知識と、快くおしぼりを使用して頂けるよう、お客様にアドバイスできるようになるための知識を身に付けるとこです。

おしぼりアドバイザーは、1級取得がゴールではなく、『おしぼりの正しいレンタルシステムの構築』に向けて、資格取得後も資格取得者同士の交流を図り、現状の課題や取り組みについて情報共有を図り、貸おしぼり業界の未来に向けて考える機会を設け、それを実現するために活動しています。

皆様に快適に貸おしぼりを利用していただくため、日々精進しています(^^)